ダイソーで材料を調達して、猫の脱走防止扉(キャットドア)をDIYしました。
- 安い!…総制作費2800円(税抜き)
- 簡単!…総製作時間4時間
簡易的なものですがドアを覆う高さがあり、猫の脱走を防ぐには十分です。
この記事では購入した材料と作り方を掲載します。
※素人DIYです。自己責任で作成をお願いします。
100均DIY|猫の脱走防止扉に使用した材料
我が家は全てダイソーで調達しました。
が、100円でない商品も使用しています。
- つっぱり棒(400円)…1本
- ワイヤーネット(200円)…8枚
- ワイヤーラック用のポール39cm…1本
- ワイヤーラック用のジョイントポール38cm…3本
- ワイヤーラック用のポール24cm…1本
- 結束バンド…3袋
- 2個入りフック…2つ
- 2個入りカラビナ…2つ
- 合計…2800円(税抜き)
100均DIY|猫の脱走防止扉の作り方
作り方を順番に解説していきます。
当然ながらまず最初に自分の家のドアのサイズを計測して、自分の家のサイズに合わせたキャットドアを作成してくださいね。
ちなみに脱走防止扉が白いのは、我が家のインテリアは白を基調にしているからです。
1)つっぱり棒をつっぱる
このつっぱり棒が猫脱走防止扉の支柱になります。
我が家の扉まわりの高さは183センチでした。
なので135〜200センチまで突っ張れるタイプのものを使用しています。
ダイソーのつっぱり棒はアイリスオーヤマとか平安伸銅と比べるとバネが弱いように感じました。
なので裏技を使ってつっぱっています。
通常は扉の高さに合わせて棒を調節し、はめ込んでから伸縮部分を回して突っ張っていくと思いますが、裏技は必要な高さよりも10センチぐらい長い高さに調節してから、上から体重をかけてバネを押してポールの長さを縮めて、ドアに押し込んでいます。
前からも横からも見て、つっぱり棒に傾きがないように注意して設置しましょう〜
🔽左開きのドアなので右側につっぱり棒を設置しました🔽
2)ワイヤーラック用のポールをつなげる
このポールで6枚のワイヤーネットを固定して扉に変身させます。
ダイソーは細くて小さいワイヤーラック(多分独自規格)を販売しています。
そのポールの部品をつなぎあわせて177センチの長いポールにします。
ポールは基本パーツ(39センチ)が1つと、ジョイントパーツ(38センチ、24センチ)を4つを使用しました。
🔽キャップを外すとねじ込み式の凹が出現します🔽
3)ワイヤーネットを結束バンドで結ぶ
ワイヤーネットがキャットドアの扉部分にになります。
80センチ×29.5センチのワイヤーネット6枚を結束バンドでつないで、幅80センチ×高さ177センチの大きなワイヤーネットにします。
ワイヤーネットには表と裏があるので、方向を合わせて繋げていきます。
(どっちが表かよくわからないし、好きな面を使用すればいいと思いますが、表裏を揃えないとなんか見た目がいまいちになるので注意してください)
ダイソーのワイヤーネットはたわんでいるものや、歪みがあるものも多いので、購入する時点でなるべく綺麗なものを選ぶのがコツ。
最初は上下を2点で固定してたのですが、最終的にずれてくるので大量に使用しました。
結束バンドは一度カ強く締めると緩めることができないので、最初は仮止めぐらいの感じでとめて、全体のバランスをみながら、徐々にぎちぎちに締め上げていくのをオススメします。
いらない部分をカットするのは最後の最後です。
4)ポールとワイヤーネットを結束バンドでつなぐ
ワイヤーネットをまっすぐ固定します。
お気づきでしょうか?
「2)のポール」が177センチ
「3)のワイヤーネット」も177センチ
なのです。
実際はポールの方が1センチぐらい長かったですが、まあほぼ同じぐらいの長さでした。
「3)のワイヤーネット」を「2)のポール」に結束バンドで結びつけていきます。
ちなみにじわじわすべって、どんどんずれてくるので、ポールの溝に結束バンドを固定して結ぶなど、工夫してみてください(それでもやっぱりずれてはきます)。
所詮素人DIYなのでそこらへんに目をつぶれる人や、とにかく安くドアを作りたい人向けですね。
きちっと綺麗なドアが欲しい人は市販品の購入をオススメします。
私が購入を悩んだのはコレ。ドアのクオリティの割に安くて、これが一番良さそうでした。
🔽おすすめの市販品まとめました🔽
おまけ)ワイヤーネットの強度の強化
扉の強度を考えると、左右に「2)のポール」を取り付けた方がいいかな〜とも思ったのですが、安く仕上げたかったのと、軽く仕上げたかったので、ポールは片方だけにしました。
強度にこだわりたい方は、ワイヤーネットの両側に「2)のポール」をつけると、扉の強度があがります。
5)扉をつっぱり棒に取り付ける
ドアの完成
「4)の扉」をつっぱり棒に取り付けていきます。
ワイヤーネットの簡易ドアは、下に下にずれたがりますので、床に端材やダンボール、重ねた本など、ちょっとした高さを出せる「かませるもの」を用意して、その上に「4)の扉」を置きます。
🔽私は木材で高さを出しました🔽
あとは結束バンドでどんどんつっぱり棒とつなげていきます。
私は蝶番代わりにと、結束バンドのつっぱり棒とワイヤーネットのスキマを、結束バンドでぎゅっとしぼっています。
が、これに意味があるのかどうかは…ワカラナイ…
真似したい方はどうぞ〜〜。意味ないやんと思う人は真似しなくてOKです。
ワイヤーネットの荷重は下にいくほどかかっきて、ゆがんできます。
もうね一番下のワイヤーネットとか、これでもか!ってぐらい結束バンドでつなぎまくりました。
6)ワイヤーネットにカラビナを取り付ける
これが掛け金(鍵)代わりになります。
つっぱり棒の反対側、扉の開閉する部分にカラビナを取り付けます。
私は上から等間隔に4つ取り付けました。
別にカラビナじゃなくて、結束バンドとかヒモでもいいと思うのですが、強度と見栄えを考えてカラビナにしてみました。
7)壁にカラビナをひっかけるフックを取り付ける
壁にカラビナがひっかかるようにフックを取り付けていきます。
🔽猫の脱走防止扉の掛け金部分になります🔽
粘着力が弱いと外れてしまい、猫が脱走してしまうので、対荷重2キロのある程度強度がありそうなものを選びました。
4つも掛け金があるのは保険です。
どれかが外れてもあと3つあるのは、DIYの強度面の不安をやわらげてくれます。
不安な方はもっと増やしてもいいと思います。
スペアがあればあるほど安心です。
7)結束バンドを全部しっかり締めていらない部分をカットする
結束バンドは最後の最後までカットしない。
なぜなら最終的につなぎめはゆるんでくるから。
(私は最初ちょこちょこカットしていて後でゆるゆるで後悔しまくりました)
最後の仕上げに結束バンドを全部ぎゅっと締めて、不要な部分をカットしていきます。
私は最初ハサミで切っていたけれど、手が痛く、切りにくかったので途中で、爪切りにチェンジ。
爪切りで結束バンドをカットすると驚くほど軽やかかつスムーズでした。
オススメ。
ということで、これにて「100均DIY|ダイソーだけ!猫の脱走防止扉の作り方」完成です!
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市販品を買うべきか、木材を使用してドアを作るか、それともダイソーで作るか、いろいろ検討したため、記事たくさんあります。笑
参考になれば幸いです。